ローレライ

年間100本映画クラブ/その17

ローレライ、やっと原作本を読破致しましたので、借りて参りましたわよ。
あの4巻に渡るストーリーをどうやってまとめあげるのか!?とわくわくしたんですが。。。
個人的には、ちょっとがっかり。。。
これ、映画でいきなり観た人たちは話が分かったんでしょうか?
変に原作を読んだから、抜けているというか大幅に変更されたストーリーにとまどっているだけでしょうか。


何のために戦うのか、とか、浅倉側だった田口が絹見艦長側に変わる理由などが全然伝わってこないんだよね。
あとは、映画のキャストを誰がどの役と把握せずに読み切ってしまったために、自分の頭の中で登場人物達を作り上げ、それがあまりに映画と違いすぎたというのも大きいかも。
田口役のピエール瀧は「おー、ナイス配役!」という感じでしたが。それも、映画でうまく生きてなかったのが残念ですが。。。

結論。亡国のイージスは映画の方がオススメですが、ローレライは断然、小説版。映画化を前提に書かれた本なのにね。。。