チョコレート

年間100本映画クラブ/その12
やっと見ましたよ、アカデミー主演女優賞作品。
(というと、結構色々見てないのよね(笑)。)
あ、トレーニング・デイは見ました。
この作品もあれもそうだが、確かに主演俳優・女優の演技はすごい。
あちらは善悪を演じ切ってるし(っつー意味じゃ、「フェイス/オフ」は見ていただきたい)、こちらは喜怒哀楽に動揺に諦観と人間のすべての感情を表しててすごい。
ただ、作品としては個人的にはあんまり、というか、かなり好きじゃない。
なんか、人間関係も人種差別も善悪も描かれ方がすべて中途半端な気がする。
だからこそ、本質が描けているのかもしれないけど。
ちなみに、途中のラブシーンは中途半端に長い気がしたのは私だけ(笑)?

あと、原題は「Monsters’ Ball」(’の位置が違ったらすいません)
死刑執行前夜に大騒ぎ(?)することを英国で呼ぶらしい(作品はアメリカが舞台)けど、その方がしっくりくる。
確かに、チョコレートのアイスクリームが色んなところで登場するけど、予告編でいうところの「愛情(のことと私は解釈しました)の代用品」としてだと最後はつじつまが合わないから。
みんながもがきながら生きてるこの世の様(さま)は正に「化け物の響宴」だなーと。
何度も言いますが、救いのない映画は苦手です。。。(涙)

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ちなみに、チョコレートつながりでハッピーな作品を。
「ショコラ」は最高!!!ジュリエット・ビノシュもかわいいし、ジョニー・デップも最高に妖しいです(はあと)。
娘役(ポエット役の女の子だそうです)もラブリー。
おとぎ話なんだけど、すごく心が温まるお話です。みなさん、是非こっちを見て下さい(笑)!!!

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